腰痛と股関節の関係性

皆様こんにちは! 下落合駅より徒歩5分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です!
ストレッチを目的としてジムなどにに通うのであれば、筋肉に対する基礎知識がある方がいいに越したことはありません。 特に、腰痛改善を目標としている場合、腰回りには様々な筋肉がありそれぞれの特徴や役割が異なります。 そこで本日は、腰回りの筋肉の特徴や腰痛と股関節の関係性などについてお話ししていきます。
- 腰回りの筋肉の構造がわかります。
- 腰痛と股関節の関係性がどんなものかわかります。
- 慢性的な腰痛の原因がわかります。
目次
・脊柱起立筋をしっかりと鍛えよう

あまり聞き馴染みがない脊柱起立筋は、背骨に沿うような形でついている筋肉です。 いわゆる背筋といわれる部分がここにあたり、背骨をまっすぐにキープするという大きな役割を持っています。 そのため、猫背にならない整った姿勢を保つためには、脊柱起立筋を衰えさせないことがポイントになります。 脊柱起立筋が衰えると、背骨をまっすぐ保つことができず腰に負荷がかかって痛みを生じやすくなるのです。
・腰回りのインナーマッスルも忘れずに鍛えよう

腸腰筋は腹筋を代表的な筋肉の一つともいわれ、普段は腰を曲げる際に使われています。 座り仕事が多い方の場合、常に座った状態でいるとこの腸腰筋の収縮が見られることがあります。 そのため、骨盤の歪みの原因となり、腰痛や姿勢の悪さを引き起こすことがあるのです。 さらに、腰方形筋は奥側にある腰回りの筋肉の一つです。 腰椎を両側から支えているのが特徴で、きれいな姿勢をキープするための役割を持ちます。 腰方形筋は左右対称についていて、片方が縮こまってしまうと、バランスが維持できず姿勢が悪くなったり、片側だけ腰が痛い…というような状態になることがあるため注意が必要です。
慢性的な腰痛は股関節に原因があることも
慢性的に腰痛は、腰以外の箇所にも原因があることも多々あります。 実は腰痛が気になるという場合、原因が腰ではなく股関節になっていることもよくあるのです。 そもそも股関節はご自身の体重を支えるうえで腰と密接に関わっているのです。 股関節が硬くなってしまうと可動域も狭くなり、脊椎に負担がかかってしまいますが、これは股関節の動きを助けようとして脊椎が必要以上に機能することが原因であると言われています。
※そのため、脊椎への負担が腰痛となって表に出てくるケースは珍しくないのです。
・股関節が硬くなる原因とは

最後に、年齢を重ねることによって運動不足になり股関節を動かさなくなったり、元々デスクワーク中心の生活の場合は、普段から動くことが少ないといった状況にあると、股関節はどんどん硬くなってしまいます。 そのため、デスクワークなどによってほとんど体を動かさない方は、股関節が早い段階で硬くなってしまうのです。 その結果、腰痛が悪化しやすくなるのです。 また、腰の痛みが強い場合、腰自体に原因があるというよりも股関節が弱っていることも原因として考えられますので、心当たりがある場合はまず股関節の状態を確認してみると良いでしょう。
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背中周りを整えるには、どこを鍛えたらいいでしょうか?



主に脊柱起立筋などを鍛えていくと良いでしょう。



片方だけ腰が痛いのですが…



このような場合は、腰方形筋のバランスが悪くなっていることが考えられます。 しっかりとトレーニングをするようにして下さい。



慢性的な腰痛に悩んでいるのですが、原因は何でしょうか?



このような場合は、腰回りではなく股関節に原因があることがあります。

